私は‪✕‬‪✕‬を知らない I

「ただの休憩よ」


そこには角谷と数人の男達。そいつらは何度か顔を見たことがあるため特段警戒する必要も無いだろう。


「そうだったんですね。すみません、ましろさんと話せる機会ってあまりないんでつい声を掛けちゃって」


「別に私と話したって楽しいことなんてないわよ」


「そんな事ないですよ!こいつら含めましろさんと話したいって連中は沢山いるんです!」


その言葉に首を縦に振る後ろの奴ら。


急に現れた得体の知らない人間程度にしか思われてないんだろうなと思っていから少し驚いた。





「あんたらのトップ達にも驚きだけど、いいの?私を警戒しなくて。味方か敵かなんて分からないでしょう?」


この言葉に考え込むこいつら。


こいつらが皇達と私の契約を知ってるかは知らないがそれを踏まえたってそこは鮮明にはなっていないだろ?


「・・・なら、ましろさんは朔夜さん達を傷付けたいんですか?」


その言葉に私が考え込む番だ。





傷付けたいか、なんて。


「無いわね。メリットなんてないし」


「なら、いいんですよ」


「・・・そう」


そう言うのであればそうなんだろう。


あいつらの尊敬しているところ、いいところ、そんな話を聞いたりしながら色んな奴らと話をした。


同じ熱量で私のことも話すから流石に美化し過ぎなんじゃないかと苦笑することもあったが、




こいつらとも少し、関わってみてもいいのかななんて思えた。