その声、


その笑顔、


その温もり、


その全てが、


心地よかった。


お前に会うのは必然だったと思える程に。


そんなお前を忘れない。


忘れられる訳、ない。それ程までに愛しいお前。


そんなお前と俺を周りは似ていると言う。


可笑しいよな?


俺は壊すしか能がないってのによ。


どうやったってこの手から零れ落ちて行くんだ。


自身の骨ばった手を見てそんな事を思う。


あァ、お前に会いたい。





だけどそれは今じゃない。


全てを終わらせてから会いに行くと誓うよ。