んー、言うべき?
いや、ましろんは知っておく権利があるけど人様の家庭の事だし。
「皇組。聞いた事あるか?」
あちゃ、言っちゃった。
本人が決めたならいいんだけどさ。
恐る恐るましろんの方を見る。
「あー、極道?」
「えっ、それだけ!?」
ここらでは有名な指定暴力団だよ!?そこのトップだよ!?
「何よ、態度を改めろとでも言いたいの?」
呆気に取られる俺達を他所に、ましろんはそんな事どうでもいいというようにカレーを口に運ぶ。
・・・俺達に興味がないだけなのかは分からないけど。
どこかで期待していた。この話を聞いても変わらない態度で居てくれる事を。
何事にも揺さぶられない芯のある君だからこそ、仲良くなりたいと思えたんだから。
それは俺だけじゃない。分かりやすいゆうちゃんと文しか表情からは分かんないけど、周りの大人に振り回される立場であるこの3人もきっと。
あーあ、まさか俺達からこんな話するとはね。
家のこと話すのいい気しないはずなのに。
それは俺だって・・・。
いけねいけね、今ぐらい忘れたっていいだろうがよ。
いや、ましろんは知っておく権利があるけど人様の家庭の事だし。
「皇組。聞いた事あるか?」
あちゃ、言っちゃった。
本人が決めたならいいんだけどさ。
恐る恐るましろんの方を見る。
「あー、極道?」
「えっ、それだけ!?」
ここらでは有名な指定暴力団だよ!?そこのトップだよ!?
「何よ、態度を改めろとでも言いたいの?」
呆気に取られる俺達を他所に、ましろんはそんな事どうでもいいというようにカレーを口に運ぶ。
・・・俺達に興味がないだけなのかは分からないけど。
どこかで期待していた。この話を聞いても変わらない態度で居てくれる事を。
何事にも揺さぶられない芯のある君だからこそ、仲良くなりたいと思えたんだから。
それは俺だけじゃない。分かりやすいゆうちゃんと文しか表情からは分かんないけど、周りの大人に振り回される立場であるこの3人もきっと。
あーあ、まさか俺達からこんな話するとはね。
家のこと話すのいい気しないはずなのに。
それは俺だって・・・。
いけねいけね、今ぐらい忘れたっていいだろうがよ。


