その日はずっと薫が颯くんのことが好きっていうことが頭から離れなかった。 梨里杏や薫に話しかけられてもあまり気分が乗らなかった。 颯くんが告白されているとかすごく人気だってことは知ってたはずなのに… この間のあの太陽みたいな笑顔がどうしても忘れられないんだ。