君が好き。

放課は2人と話す気分になれなかったので屋上へいってのんびりしようと思いドアを開けると…ーーー


「え!!!な、なんでここに!?」
なぜか颯くんが立っていた。

「お!湊 紗蘭!んー…

めんどくさいから紗蘭でいーい?」

「は、はい!!」まさかまた喋れるなんて。
しかも呼び捨て!!!


でもなんでここへ?



「あのーなんでここに?」と聞くと
「なーんか息抜き?的な」と言った。
「わかります。私も息抜きをしに。」
「なんかあったん?」
「え?」
「いや、いつもあの二人といるのに今日は一緒にいないからさ。」
「あー…多分、梨里杏と 、か、薫のことですよね…」

「うん。喧嘩でもした?」
「い、いえいえ!そんなわけ。ない、です」
「そう?大丈夫?なんかあったらいつでも言って。」
そう言われたところでチャイムが鳴った。
「ありがとう御座います」それだけ言って私はその場を去った。



あぁ。私、気づいてしまった。あの人がすごく好きなんだ。



「恋ってこんなにもつらいんだ。」


私のその言葉は男子たちの笑い声にかき消されてしまった。