「葉月くん、どうしたの?」
「図書委員の次の当番覚えてる?教えてもらうついでに教科書貸して!!」
「え〜、何の?」
「古典」
「はぁ、ちょっと待ってて」
葉月くんをドアの方に放置して当番表を確認する。
葉月くんは……今月は火曜日か……。あとは、古典の教科書。毎回日を空けてやってくるんだよね……私以外に頼れる人居ないのかな?
「はい、どーぞ。次から気をつけてね」
「そう言われてもね……莉咲可愛いし甘えたくなるっていうか」
「お世辞良いから行く!教室へ向かって歩く!」
「そんな言う? でもありがとね。またお礼する。欲しいものあったらメールして」
嵐のように来て嵐のように去る。本当、騒がしいなぁ……。平穏な休み時間を返してよ……。
ようやく席についてうーん、と伸びをする。
最近ゆっくりできてない気がする。もっと丁寧なお洒落な生活……は望まないけれど、のんびりと楽しい生活を送りたい。一人暮らしがしたいなぁ……。
「莉咲と葉月くん、良い感じだねぇ〜」
「梓紗、私と葉月くんは友達。そんな仲では無い。わかった?」
「はいはい。絶対好意あると思うんだけどなぁ」
梓紗はブツブツ言っているけど無視をする。
良い感じとか、恋人がどう〜とか、どうでもいい。私に恋愛なんて無縁だから。
「図書委員の次の当番覚えてる?教えてもらうついでに教科書貸して!!」
「え〜、何の?」
「古典」
「はぁ、ちょっと待ってて」
葉月くんをドアの方に放置して当番表を確認する。
葉月くんは……今月は火曜日か……。あとは、古典の教科書。毎回日を空けてやってくるんだよね……私以外に頼れる人居ないのかな?
「はい、どーぞ。次から気をつけてね」
「そう言われてもね……莉咲可愛いし甘えたくなるっていうか」
「お世辞良いから行く!教室へ向かって歩く!」
「そんな言う? でもありがとね。またお礼する。欲しいものあったらメールして」
嵐のように来て嵐のように去る。本当、騒がしいなぁ……。平穏な休み時間を返してよ……。
ようやく席についてうーん、と伸びをする。
最近ゆっくりできてない気がする。もっと丁寧なお洒落な生活……は望まないけれど、のんびりと楽しい生活を送りたい。一人暮らしがしたいなぁ……。
「莉咲と葉月くん、良い感じだねぇ〜」
「梓紗、私と葉月くんは友達。そんな仲では無い。わかった?」
「はいはい。絶対好意あると思うんだけどなぁ」
梓紗はブツブツ言っているけど無視をする。
良い感じとか、恋人がどう〜とか、どうでもいい。私に恋愛なんて無縁だから。
