中学校の教室では、「いないも」のとして扱われていた。

存在感がないとか、空気とか、そんな生ぬるいものじゃない。

意図的に、誰も私を見なかった...。


ノート貸してって言われても、ありがとうなんて絶対に言われない。

一緒に帰ろうと誘っても、「あ、私他の子と帰るんで」って目も合わせてもらえない。


たぶん私、そこに"いてはいけない存在"だったんだと思う。


それでも、生きてた。

いや、生き残ってた。