さくらびと。美桜 番外編(2)

「約束する……毎年、桜を見るよ。君を想う。」






「うん」






「そしていつか僕も……心の中に、桜を…咲かせるよ」










ーー「あなたの心の中に、私は咲き続ける…、



桜の人……


"さくら…びと…"。」ーー








微かに美桜が、小さく風にのって呟いた。







「ん?どうした?」






「ううん、何でもない!」







美桜の顔に安堵の表情が広がった。






彼女の命の灯火が小さくなっていくのを感じながらも、二人の間に流れる時間が永遠に感じられた。