夜になっても連絡は取れなかった。
近所を探し回るも美桜の姿は見当たらず、焦燥感だけが募っていく。
やがて公園のベンチに座る彼女を見つけた時にはホッとして膝から力が抜けそうになった。
「美桜……!」
彼女は目を合わせようとしない。裕紀が隣に腰掛けると、ようやく口を開いた。
「私たち……大丈夫なのかな」
その問いに即答できなかった裕紀を見て、美桜は小さな溜息をついた。
「裕紀が夢に向かって頑張ってるの分かってるよ。でもね……私だって誰かに頼りたい時もあるんだよ」
「ごめん……気づけなくて」
「ううん、私も悪かった」
初めて見せる弱気な表情に胸が締め付けられる。
彼女の頬に触れた瞬間、冷たさを感じてハッと気が付いた。
随分と長い間ここに座っていたらしい。
「帰ろう」
立ち上がる時に彼女の手を取り、そのまま握りしめた。小さな手が震えているのを感じて裕紀は決心した。このままではいけないと。
近所を探し回るも美桜の姿は見当たらず、焦燥感だけが募っていく。
やがて公園のベンチに座る彼女を見つけた時にはホッとして膝から力が抜けそうになった。
「美桜……!」
彼女は目を合わせようとしない。裕紀が隣に腰掛けると、ようやく口を開いた。
「私たち……大丈夫なのかな」
その問いに即答できなかった裕紀を見て、美桜は小さな溜息をついた。
「裕紀が夢に向かって頑張ってるの分かってるよ。でもね……私だって誰かに頼りたい時もあるんだよ」
「ごめん……気づけなくて」
「ううん、私も悪かった」
初めて見せる弱気な表情に胸が締め付けられる。
彼女の頬に触れた瞬間、冷たさを感じてハッと気が付いた。
随分と長い間ここに座っていたらしい。
「帰ろう」
立ち上がる時に彼女の手を取り、そのまま握りしめた。小さな手が震えているのを感じて裕紀は決心した。このままではいけないと。



