美海(ミミ)の家は、ごく一般的な家庭で。。。お父さんの和臣(カズオミ)とお母さんの那波(ナナミ)とお兄ちゃんの直哉(ナオヤ)とで暮らしてる。そんなとき、和臣と那波が旅行に行くと言い出した。直哉と美海はせっかくだから二人でと遠慮した。それが、美海の間違いだった…

この日はいつもと変わらず。。。
「お兄ちゃん!いい加減起きなきゃ!高校に遅刻しちゃうよ!!」
美海は直哉を起こしに行った。
「んー…美海?おはよ^^」
っていつものように直哉は起きてた。
「もう、ちゃんと起きてよ!美海、もう家出るからね!じゃぁ、鍵閉めて出てってね。いってきま~す!」
行こうとしたら、直哉が美海を抱きしめた。
「ちょ…なにしてんのお兄ちゃん!」
美海は必死に振りほどこうと頑張ってたけど…無理。
「美海…」
直哉が美海を押し倒した。
「や…お兄ちゃ…」
美海は必死の抵抗をみせるが、直哉には全然きかない。直哉がゆっくり口から熱い息を出しながら顔を近づけてくる…そのままキスされた…
「お兄ちゃん離して!!」
直哉を突き飛ばして美海は家を出た。
(なんでお兄ちゃんあんなコトしたの!?!?…やだ…お兄ちゃんが怖い…)
美海はそんなコトを思いながら、柚子(ユズ)の家に向かった。