御影くんは私をご所望です



「え〜では、保健委員ですが………」


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「はぁっ〜〜緊張した〜〜!!」


無事委員も決まり、私の学級委員としての初仕事は終わった。


「おつかれ〜みやび頑張ってたじゃん笑」

「頑張ったよそりゃあ」


目の前で豪快にメロンパンを口に詰め込みながら私を慰めるのは高校から仲良くなった上垣花南(うえがきかなん)ちゃん。少し茶色がかった髪色で、トレンドマークのツインテールが可愛らしい花南ちゃんにぴったりだ。

ちなみに、今食べているメロンパンはおやつらしい。


「私リーダーとか向いてないのに。ジャンケンで負けるとか……ついてない」

「ここぞ!って時に弱いよね〜。あっ、でもさ」


花南ちゃんは私とメロンパンから目線を外して少し離れた廊下の方へ向けた。


「孤高のハイスペボーイと同じでラッキーじゃん」


目線の先には先程勝手に書記をやっていた御影伊織が一人で外を眺めていた。

何やってるんだあれ。いや、顔綺麗すぎてそれすら絵になるな。あれが世にいう顔面国宝か、!?


「……って違う違う。御影くんって無表情でよくわかんないし、目の保養くらいで十分だよ」


「えーそこがいいんじゃん!ミステリアスっていうかさ〜みやびはわかってないなぁ〜」