クール女子との同居生活。

 話した結果、一日に一つやることになった。

「…とりあえず、今日の分をやろうか」

「…ですね」

 少し、気まずくなってしまったな。

 とりあえず、言われたアプリを入れ、サイトに入ってみる。

 カラフルなアプリのアイコンに対極し、アプリ内は赤やピンクのハートが浮かび上がっている。

「まあ、やってみましょう」

 桜田さんの言葉で、俺の指はスタートのボタンを押した。

【ミッション①】 名前で呼ぶ

 今日の分は、結構軽めみたいだな…

 まぁ、ずっと名字呼びする訳にはいかないしな。

「美亜、でいいか?」

「ええ、か、海斗くん」

 名前で呼ぶだけなのに、顔が熱くて仕方ない。

 なんだか、らしくないな、今日の俺。

「…夕飯食べるか」

「…そうですね」

 美亜もどこか顔が赤く、ぎこちなかったような気がした。

 このあと、美味しそうにパスタを頬張る美亜が可愛くて、盗み見ていたことは、誰にも言えない秘密となった。