クール女子との同居生活。

 桜田さんと俺は部屋を回り、家の間取りを確認した。

 リビング、キッチン、お風呂、トイレは1階に1つずつ置いてあり、客室が三部屋、物置部屋、俺と桜田さんのそれぞれの部屋と…

 ご丁寧に寝室が同じ部屋で、一つのキングベッドが置いてあった。

 しかも、俺と桜田さんの部屋の間にあり、寝室から自分たちの部屋をつなぐ扉も用意されていた。

「…母さんたちの仕業か」

「…ですね。」

 悪趣味なことを…

 仮にも、年の近い男女を同じ部屋で寝かせるとか、何を考えているのやら。

「俺たちのベッドも、多分使えないだろうし…、客室の布団を使うのもな…」

 客室三部屋どれもベッドには埃をかぶっており・・・・

 というより、逆に客室のベッドのみ掃除をしていなく、他はピカピカに仕上がっている。

「…寝るしかないみたいですね」

 仕方なくそれは割り切り、俺たちの同居はスタートした。