「嫌よ!……海の身に何かあればあたしはっ!」 たった1人の大事な妹。 両親を失ったばかりの涼夏さんにとって前よりももっと大事に思ってる。 「涼夏さん!オレ、海のこと好きなんだ!!だから、何が何でも守りたいんだ!海が怖がることもしねぇから!!」 「………約束出来る?心くん、」 「もちろん!」 約束したのに、絶対守るって怖がらせねぇって。