花音を連れて家を出る前に、7時には迎えに来るから、という言葉を飛鳥は残していった
その際には、絶対花音もいるだろう
二人は付き合いが長いにも関わらず、喧嘩もあまりないほど仲がいいから
「さてっと」
ベッドの上に置いた使い古した教科書は全て処分することにして、部屋の外へ出した
とりあえず、クローゼットに机を押し込みたいから、中に閉まっていたものを出そうと、片手にゴミ袋を持って整理していくと…
クローゼットの奥の側面の一部の壁が変色していた
「…カビ?」
まさかと思いながら、ゴミ袋を放置して、中の物を急いで全て出した
「カビじゃなくて、変色してるだけ…?」
クローゼット内はベージュ色なのだが、一部茶色く変色していた
カビじゃないなら、なんだ?と思いながら顔を近づけて匂いを嗅ぐが、変な匂いどころか無臭
恐る恐るソコに振れると…
「……シオン……」
その際には、絶対花音もいるだろう
二人は付き合いが長いにも関わらず、喧嘩もあまりないほど仲がいいから
「さてっと」
ベッドの上に置いた使い古した教科書は全て処分することにして、部屋の外へ出した
とりあえず、クローゼットに机を押し込みたいから、中に閉まっていたものを出そうと、片手にゴミ袋を持って整理していくと…
クローゼットの奥の側面の一部の壁が変色していた
「…カビ?」
まさかと思いながら、ゴミ袋を放置して、中の物を急いで全て出した
「カビじゃなくて、変色してるだけ…?」
クローゼット内はベージュ色なのだが、一部茶色く変色していた
カビじゃないなら、なんだ?と思いながら顔を近づけて匂いを嗅ぐが、変な匂いどころか無臭
恐る恐るソコに振れると…
「……シオン……」
