「ウィルバート様から色々聞いたわよ? あなた、彼と結婚しようと思ってたんでしょう? 他にも数人の男性に言い寄っているそうじゃない? 金を基準に男性を見るなんて最低だわ。がめつくて浅ましい……本当に軽蔑する」
アバルディアに共鳴するように、義妹がクスクスと笑い声をあげる。無関係な周囲からの視線も集まりはじめた。
「お義母様、わたくしは――」
「言い訳しようっていうの? バカねぇ。あなたが金持ちの集まる夜会に通い詰めていたことは既に調べがついているのよ? 公爵夫人のお茶会にも出席して、どうやったら金持ちの男性を射止められるか尋ねていたんでしょう? 本当に恥ずかしい。こんな子が伯爵家の籍に入ったままだなんて、私には許せないのよ」
アバルディアがキッと父親を見つめる。父親は「それはさすがに……」とつぶやきながら、ロゼッタから視線を逸らす。ロゼッタはクスリと小さく笑った。
「言い訳なんていたしません」
「は?」
ロゼッタの返答に、アバルディアが片側の口角をあげる。ロゼッタはまっすぐアバルディアに向き直った。
アバルディアに共鳴するように、義妹がクスクスと笑い声をあげる。無関係な周囲からの視線も集まりはじめた。
「お義母様、わたくしは――」
「言い訳しようっていうの? バカねぇ。あなたが金持ちの集まる夜会に通い詰めていたことは既に調べがついているのよ? 公爵夫人のお茶会にも出席して、どうやったら金持ちの男性を射止められるか尋ねていたんでしょう? 本当に恥ずかしい。こんな子が伯爵家の籍に入ったままだなんて、私には許せないのよ」
アバルディアがキッと父親を見つめる。父親は「それはさすがに……」とつぶやきながら、ロゼッタから視線を逸らす。ロゼッタはクスリと小さく笑った。
「言い訳なんていたしません」
「は?」
ロゼッタの返答に、アバルディアが片側の口角をあげる。ロゼッタはまっすぐアバルディアに向き直った。



