「お嬢様~…ご飯ですよ…」
…俺は布団から顔を出した
食欲ねぇ…
「今日はお嬢様が好きなビーフシチューですよ~…」
確かにビーフシチューは俺の好物だが…
「いらない…」
今はそんな気分ではなかった
日向、心配そうな顔してた
そりゃあ、確かに俺今日は変だったと自分でも思う
だって、突然日向の事が好きって気付いてしまって、普通になんて接してられない
弱いな俺…
普通に接すればいいのに…でも…
普通に接していたら、胸が痛い…
俺と日向の普通はきっと親友同士
日向は俺の事を男として接してくる
それがよかったはずなのに…なのに…
今はそれが苦しい

