CUTY BOY♪




「晴…?」



「えっ…あっ…ご、ごめん!!」



勢いよく日向の部屋から出た



後ろから日向の声が聞こえたけど、今は振り向く余裕なんてない



な、なんなんだよこの気持ちは…



学校ではなく、真っ先に家に向かった



日向の家から俺の家までは結構な道のりだけど、赤くなった顔を少しでも冷やしたかった






でっかい門の前、和人がそこで掃除をしていた



俺が近づくと、和人は吃驚したようにこちらを見た



「お嬢様!!どうかなされたんですか?」



「なんでもない…」



「じゃあ、どうしてここに?」



「なんでもない!!」



和人の手を振り払い、門をよじ登って屋敷の中に入った



日向は親友だ…



それ以上でもそれ以下でもないはずなのに…



どうしてだ…?



どうして胸が苦しくなる



どうして日向を思うと胸が苦しくなる?