そんなタイミングが悪い時に徹がボールをパスしてきた
なっ…
晴の怒りがこっちに向かって突進してくる
冗談じゃねぇよ!!
あれに目をつけられたら終わりだって…
晴が怒ると怪獣化する
だから、誰も晴を怒らせるようなことはしない
でも今は絶対怒っている
俺は必死に逃げる必要がある
てことで、ボールを蹴りながら晴から逃げる
「待て~~~!!!」
待てといわれて待つ奴はいない
特に今のお前に言われても無理
その時、
「わぁぁ」
後ろから悲鳴と鈍い音が聞こえてきた
晴の怒り声は聞こえてこない
俺が後ろを振り向くと、晴が豪快に転んでいた

