校庭に向かうと、晴が既に田村の承諾を得ていた
「日向、これは男と男の勝負だぞ!!手加減は無用!」
そんなこと言ってるけど…
晴、たとえ俺が本気を出したとしてもお前には勝てないと思う
「わかった。で、チーム分けは?」
「既にここに書いた」
晴がポケットから紙を出した
そこにはクラスの男子の名前が全てチーム別にされている
両チームのキャプテンはもちろん俺と晴
「よしっ、じゃあ始めるぞ。お前ら、もし手なんか抜いてみろ。どうなるかわかってるよな?」
晴がクラスの男子らに指を鳴らしながら言った
もちろん、口だしするやつはいない
晴はクラス一、腕っ節が強い
一度も喧嘩で晴に勝ったことなんてない
つまり、俺たちは今まで女に負けてきたってことか…
なんか微妙に落ち込む
「じゃあ、田村。審判頼むな」
「任せておけ」

