「お前が何か負?オーラ的もの出してたから慰めに来たんだろー」
睦は俺の頬を突っついた
負のオーラって…
「別にそんなオーラ出てないし」
「じゃあ、あれか?晴が女で吃驚」
俺はその言葉で睦の顔を今日始めて見た
「やっぱり、そうかー」
「なんで、お前知ってるんだ?」
「はぁ?昨日、あんなに大騒ぎしたのに知らないはずがないだろう」
そっか…
そうだよな、昨日校門で和人さんが大きな声で晴のこと『お嬢様』って呼んだからな…
俺は席に座り、晴の席を横目で見た
まだ来てない…
はぁ、やっぱりいつも通りに接するか?
でも、変に意識しちゃうし…
もうどうすりゃいいんだよ
俺はわしゃわしゃと頭をかいた
その日の一時間目、晴は教室に現れなかった
そ、そんなに落ち込んでるのか…?

