神林の話は特別に長くてウザイ
餓鬼のときは8時間も正座で説教されて、それがトラウマで正座が怖くなった
あの時は死ぬかと思ったし…
足痺れて立てないわ、次の日には筋肉痛になるわで…
うぅ、思い出しただけでもゾッとする
俺は廊下をスタスタ歩いて、たぶん家の中で一番大きな扉を開けた
「晴ちゃん!!」
開けたら、すぐに懐かしい香りに包まれた
母さん…
「もぉ~、どこ行ってたの?!連絡もしないで…」
母さんが俺をギュッと抱きしめてくれた
「ごめん…」
俺はただそれしか言えなかった
知らなかった…母さんがこんなに俺の事を心配してくれてるなんて…
「まぁまぁ、晴も元気なんだし。もういいじゃなか、千波」
「でも~~…久しぶりに会ったのよ…」
母さんが涙目で見た相手は親父…

