「日向、早く!」 「えっ…この音って…」 「早く!」 今はただひたすら逃げなければいけない この場所もいつばれるかわからない あたしは日向の腕を引っ張り、通路を走った 確か、南出口はあたしの屋敷に繋がっているはず 屋敷に行っても、安心かどうかわからないけど、逸早くここから離れなければいけない 「日向…」 「何?」 「さっきの続きは後で」 そう言うと、日向は真剣な顔でコクッと頷いた 絶対にあのクソジジィから逃げ出してやる