「友達とは…男か?」
なんで、そんなこと聞いてくるんだよ…
「別に…あなたには関係ないでしょ」
「…」
早く帰りたい…
何のためにあたしを呼んだ?
とっとと用事を言ってよ
お腹もすいたし…
「実は…お前の将来のことについてだが…」
やっぱり、これか…
この年になったら、大体はこの話だとわかっていた
「わたしは…宏明様の会社を継ぐ気なんてありませんよ」
「もちろんだ、晴に会社なんて任したら、すぐに倒産するに決まっている」
失礼だな…
じゃあいったい何なんだよ
「お前には…今、私が取引をしている『征伐財閥』の会長の孫と婚約してもらう」

