あたしの親父は一人で大本財閥を大きくした天才だった
でも、親父は別に昔、貧乏な生活の育ちではない
むしろ、あたしより裕福な暮らしがあったと思う
だけど、親父はそれがいやで家を捨て、新しい名前
『大本』として会社を作った
まぁ、あたしもあそこは嫌いだ
あんなジジィがいる場所なんて…
「着きましたよ、お嬢様」
「あぁ」
人を人として見ていないあのジジィ
世間体や家柄、そういうものにしか興味がない
あたしは車から出て、屋敷に入った
ここの屋敷はあたしの屋敷とは数段に格が違う
メイドや執事なんて大量にウジャウジャしている
「お帰りなさいませ、晴お嬢様」
メイドが一斉にあたしに挨拶をしてきた
やっぱり、苦手だな…

