中島くんはなぜか私にキスをせがむ

美桜の膝枕落ち着く…

中島くんはこの体制がお気に入りのようだ

こ、このままの体制は私的には身動き取れないんだけど…

私が1人困っていると…

「キスしていい?」

不意に聞かれて私は何と答えていいのか分からなかった…

「……???」

「ダメならいいけど…?」

「ダメ…ではないです…」

中島くんは体起こして私にゆっくり顔を近づけた

こ、これは…つまり…そっちの事への誘い?

キスの先にはそう言う事⁈

私達はゆっくりキスをした…

長いキスの後…

「美桜…このまましてもいい…?」

ドキンっ⁈

綺麗な顔でそう囁かれて、私は有り得ないくらい心臓がドキドキ鳴った

ど、どうしよう?

私が困っていると…

「嫌なら無理しなくてもいいけど…?」

無理強いはしません

由紀の言った通り中島くんは無理強いはしないようだ

「い、嫌って訳じゃないけど….?」

「じゃあOKって事?」

は、初めてだし怖いけど、私も大人になりたいし…

何より中島くんの気持ちに応えたい…

私は意を決してコクっと頷いた…