中島くんはなぜか私にキスをせがむ

次のサークルの活動日…

私は緊張した面持ちでサークルの活動場所に向かった

ガチャっと扉を開けると、そこには山田君が待っていた

「もう来てたんだ…早いね…」

私は少し辿々しく声をかけた

「来てくれて有難う…」

山田くんもやっぱり緊張しているのか辿々しい…

「それで…話って何かな…?」

私は意を決して聞いてみた

「えっと…今日はちゃんと穂高さんに僕の気持ち聞いてもらおうと思って」

「うん…」

私は静かに答えた

「もう気づいてると思うけど、僕はずっと穂高さんが好きだった」

ドキン

こんなにストレートに気持ち伝えられたの初めてだ

私は正直ドキンとしてしまった