「美桜は硬く考えすぎだって⁈2人とも4人で出掛けることに同意しているわけだから、美桜に弄ばれてるなんて思わないって…⁈もっと気軽な気持ちで出掛ければいいんだよ」

由紀はもっと軽く考えなよ。と言って私を宥める

「分かった…由紀も絶対行く時付き合ってね」

由紀だけが頼りだから…と念押して頼んでみた

由紀ははいはい。と言って溜息混じりにまた返事を返す

じゃあまた詳しいことが分かったら連絡するねと言って電話を切った

あーどうしたらいいんだろう?

私が迷っていたタイミングで通知音が鳴り、山田君からLINEが来た

な、何ていいタイミング⁈

ある意味凄い⁈

『来週の日曜日にワイワイ広場の遊園地に集合になったんだけど、予定大丈夫?
時間は10時に集合でどうかな?』

『大丈夫だよ。由紀も誘ってOKだったから、由紀も行くね』

『了解。中島には言っとくね』

『ありがとう。宜しく』

宜しくスタンプを押して山田君とのLINEを終了した私

流石に山田君て私の事…?とはおいそれ多くて聞けなかった

由紀に山田君からきたLINEを転送して場所と集合時間を伝えた私…

『了解。今度のデートでちゃんとどっちが好きなのか見定めなよ』

由紀に念押しLINEを送られてまた気が重くなった

一体どうしたらいいんだろう…?

私の気は重くなるばかりで悩む気持ちは広がるばかりだった