少しすると飯沼先輩と藤野先輩が買い出しを終えて帰って来た

「な、何?この重い空気は?」

て言うかいつの間に中島来たの?

あまりの空気の重さに飯沼先輩と藤野先輩は驚いている

「な、何でしょう…?」

私はハーと深い溜息をついてこの複雑さをどう表現しよう?と気が重くなった

とりあえず、私今日はもう帰ります。そう言って私は複雑な気持ちのまま家に帰ることにした…

帰り道をトボトボ歩く私は事態が中々整理できない

なぜにこのような事態に⁈

私はプロノスワールドにハマって推し活するただの女子なはずなのに…

どっちとデートする?とか2人とも一体何なの?

て言うかなぜに2人ともいきなり私をデートに誘うの??

2人とも私に気があるとでも言うの??

いやいや。中島くんも山田くんも今まで一言もそんな事言ってなかったし…

急にそんな事言われても…⁈

事態を治めるために4人で出掛けようとか言っちゃったけど、どうなるんだろう?

とりあえず由紀を誘ってみようかな?

利麻ちゃん誘うと面白がってみんなに言いふらしそうだし…

と、とりあえず由紀を誘って気持ち聞いてもらおぅ…?

私の足取りは重く、私はスマホを片手にとりあえず由紀に連絡するのだった…