「中島くん、起きて⁈バイトの時間だよ?」

隣で寝ている中島くんをゆり起こして、私はキャミソール姿の露出度高めな姿から、急いで服を着た

中島くんとは今から丁度1ヶ月前に初めて結ばれた

あの後…

「そう言えば美桜からキスしたいって言わせたら、俺の言う事何でも聞いてくれるんだよね?」

付き合う前にハッタリで言ってしまった約束を恥ずかしくも覚えていた中島くん…

「えっ?あれは…無効という事で…」

私は苦し紛れに抵抗して言ってみた

「ダメー。一度した約束は無効にできません」

意地悪っぽく言う中島くんはそんな表情も可愛いなと思ってしまう…

「うー…じゃあ無理のないものでお願いします」

私は手加減してーという思いを込めて言ってみた

「うーん…?無理かどうかは美桜次第」

中島くんはまた意地悪っぽい顔をしている

「それは何でしょう?」

何となく予想はできる気がしたけど、私は恐る恐る聞いてみた

すると中島くんが私に顔を近づけて…?

「美桜の全部を頂戴」

そう耳元で囁いた

「◯×△※〜」

やっぱり…

私の顔は完全に真っ赤だ

これは私の反応を見て楽しんでいるな

私はやっぱり中島くんには敵わない

付き合って数ヶ月経つけど、私は中島くんに翻弄されっぱなしだ