合コンをあと2日に控えたある日、私の元に思わぬ訪問者が訪れた…

大学が終わり、私が帰ろうとすると…

「あのー?穂高美桜さんですか?」

綺麗な色白な女の人に声をかけられた

着飾らないけど清楚で綺麗な私と同い年くらい?の女の人だ

少しウェーブがかった茶色の髪を、一つに綺麗に束ねていた

「えっと…そうですけど…あなたは?」

私は全く見覚えのないその女の人に聞き返す…

「私は…杉野美冬って言います…柊矢の幼馴染で、友達です…」

み、美冬⁈美冬ってあの美冬⁈

この人が⁈

私は突然目の前に現れた美冬に驚くばかりだ

私を訪ねてきた美冬は、ちょっと話せませんか?と言って、私を近くのカフェに誘った…

私はじゃあ…はい。と弱々しく返事をして、結局カフェではなく、すぐそこのベンチに座って話す事になった