中島くんはなぜか私にキスをせがむ

中島くんの言っている事は嘘には聞こえない…

でも…?

「この1ヶ月間、中島くんに会えなくて、不安で寂しくてずっと考えてた…中島くんには、私は必要ないんだよね?私は中島くんの事信じられない…ごめん…私達別れよう…」

私は泣きそうになりながら言葉を発した…

中島くんは顔がこわばってショックを受けている

その様子を見て、胸が締め付けられて、心が折れそうになった…

「本当にごめん…美桜を放っておいた事は本当に悪かったと思ってる…でも、美冬とは本当に何もないから⁈誤解しないでほしい…」

中島くんは焦っている…

何もないとか信じられるわけがない…

中島くんはずっと美冬さんのことが忘れられなかったのだ

「ごめん…私はもうこんな辛どい思い無理…元々無理だったんだよ⁈私が中島くんと付き合うなんて⁈バーチャルじゃない二次元のリアル恋愛なんて私には無理…私はもう別れたいから…」

そう言って私は自分の分のお金を置いてカフェを飛び出していた…

美桜。と中島くんが叫ぶ声が聞こえたけど、私は振り返れなかった…

中島くん…さようなら

明日から大学が始まると言う夏休み最後の日…

私は中島くんに別れを告げた…