中島くんはなぜか私にキスをせがむ

次の日…その次の日とおばさんの通夜と葬式が連日行われ、俺は美冬に付き添って連日手伝った…

俺は初七日まで地元に留まり、やっと解放されたのは、1週間後だった…

「私はもう大丈夫だから、柊矢はもう帰って…」

そう言われたのは、明日からは帰ろうという前日だ

「もう大丈夫か?これから1人だろ?」

俺はどうしても1人になってしまう美冬が心配だった…

「大丈夫。柊矢は柊矢のいつもの生活に戻って…」

美冬は強い真っ直ぐな瞳でそう言った

「分かった…明日には帰るよ。くれぐれも無理するなよ」

何かあったら連絡して…

そう言って俺は明日帰る準備をした…