一段と空気の温度が冷たくなった冬。 精神科病院の急性期病棟にも、静かな時間が流れていた。 桜井蕾は、日々忙しく働く中で、有澤先生への想いを募らせる。 しかし、彼との会話は、以前よりも減っていた。 それは、彼が多忙を極めているせいなのか、 それとも、自分との間に距離を感じているからなのか。