「もしもし?」
「慶悟、体どうだ?」
「筋肉痛」
「そうだろうなぁ(笑)あのさ、俺が定期的に利用してるサービスがあるんだよ」
「サービス?」
「そう、18時から2時間、お前ん家に行くように手配してっからさ」
「はあ?意味わかんないんだけど」
「時間になったらわかるよ、じゃあな」
「えっ、おい」
翔馬は電話を切ってしまった。
何だよ18時って…サービス?食事でも届くのか?いやそれなら2時間もおかしいな…変な風俗的なサービスか?
慶悟は気になって仕方がない。
しばらくするとインターフォンが鳴った。
玄関のカメラを見ると丸メガネをかけた若い女の人が立っていた。
レミィの丸メガネみたいだな(笑)
こんな時もレミィの事を考えている。
「どちら様ですか?」
翔馬の言った時間通りだし聞いてみた。
「畑野様のお宅ですか?」
「はい」
「私、家事代行サービスビスケットから参りました中野と申します」
「ビスケット?中野さん?」
「はい、大平様よりこちらの住所で依頼がありまして来たのですが」
ちゃんとハキハキ喋る子だなと慶悟は思った。
「何も聞いてないんですよね、家事代行って何するんですか?」
「部屋の片付けとお掃除の依頼でした」
「掃除?」



