慶悟は美麗を自分の太ももに乗せた。
「俺も幸せだけど不安もあるよ、でも人間て欲の為に生きるんだよ、今は美麗が欲しいって欲があるけど仕事に復帰したらまた仕事の欲が出てくる、欲って満たされると嬉しいけど壊れると怖いよね」
「慶悟さんの言うこと凄くわかりやすい」
「今怪我をしている俺はフットサルの欲が壊れている、でもまた欲は復活するよ、度が行き過ぎると人間て何をするかわからないから事件とかになる…今は美麗で充分満たされてるよ」
「そっか……ちゃんと自分でコントロールしないとね」
「そういう事」
「じゃあ私の今の欲を満たして…」
美麗は慶悟の肩に手を置き、顔を近づけていった。
軽く口唇を開き、リズムのいいキスを角度を変えながら何度も繰り返していく。
肩に置かれていた手は慶悟の頬をゆっくり挟み、美麗から舌を絡ませた。
「んっ…んっ…」
慶悟の手は美麗の後ろから服の中に入っていき背中をゆっくりとなでていく。
慶悟に背中を触られるだけで美麗は感じていき、可愛い声を漏らしていく。
「あっ、はぁ…」
「可愛い、美麗」
「慶悟さん…好き…大好き……」
2人は抱き合って眠りについた。
夜中に目を覚ました慶悟はそっとベッドから下り、水をゴクゴクと飲んでソファに座った。
ヘッドフォンをつけ、パソコンの電源を入れ、レミィの曲を聴きながらレポートを書いていく。
1時間ほど経ち、ヘッドフォンを外すとパソコンを閉じた。
「…やっぱり…レミィだよな…」
とひと言呟いた。



