翔馬が帰り、少し酔いが落ち着いた慶悟はリビングのソファに座り、テレビの電源をいれ、YouTubeに切り替えた。
もちろんVTuberのレミィの動画だ。
俺がレミィを知ったのは5年前…
当時気に入った曲を聴いていたらおすすめに出てきて、その曲をカバーしていて聴くと凄く上手くて、高音も綺麗でのびがあり、歌声でとりこになってしまった。
その頃、大学の6年を終え、初期研修の2年間に入ったところだった。
整形外科医は内科や小児科など複数の診療科をローテーションで経験する。
毎日が勉強で忙しくて、少し自分の中で整形外科医を諦めるか迷っていた時期だった。
学生時代からサッカーをやっていた慶悟はスポーツドクターの存在を知った。
スポーツドクターになりたい…
学生時代に夢を決めて医学部に入った。
勉強も頑張っていたけど、翔馬と俺ははっきりいってモテた。
彼女もすぐに出来て今まで付き合ってきたのは10人くらい…
でも彼女とかいいや、会えないとうるさいし、仕事だって言っても疑ってくる、今の29歳の俺をレミィが癒してくれる…



