「あのさ、明日は仕事にいかなくちゃいけないんだけど、明後日からって中野さんは来てもらう事ってできる?」
美麗は会社のシフトを見た。
「明後日は空いてます…ね」
「じゃあさ、明後日の中野さんを指名してもいい?」
「はい、何時間くらいですか?」
「1日」
「えっ?」
美麗はシフトを見ていたが顔を上げた。
「あと、明後日から3日は休みだから来れる時に来て欲しい、もちろん中野さんで…」
「あ、ありがとうございます」
美麗は照れながらお礼を言った。
「部屋を変えたいんだよ、怪我して思った…歩きにくいって」
「これだけ紙類が多いと…紙類って踏むと滑りますよ」
「滑る?いやな言葉だなぁ、フットサルで滑って転んだからさ」
「すみません…」
「いや、でも気づいたというか、怪我して気分が堕ちてたんだよ、それで中野さんを思い出してさぁ…片付けなきゃって」
「申し訳ないですけど前回の時に気づいて欲しかったです(笑)」
「え、まぁ忙しくて…って言い訳だよな、中野さんの言う通りだな」
「でも繰り返す方もいらっしゃいますよ、畑野様だけじゃありません(笑)ごめんなさい」
「いや、忙しさを理由にまた中野さんに来てもらえばいいかなって思ってた部分もあった」
美麗は驚いた。
また会いたいって思ってくれたのかな…
いやいや、畑野様はお仕事上の事を言っただけだよね。



