「これ…メニューが七つしかない…?」
メニュー表に書いてあるのは本当に七つの料理だけで、その他はないようだった。
これだけの品数でお店はやっていけてるのかな…?
脳内に疑問を感じながらも、私は当初の予定通りに一番値段の高い料理を注文することにした。
「あの…すみません、注文いいですか」
呼び出しボタンのような物はなかったので口頭で店員を呼ぶ。
緊張して、少しだけ上ずった声が恥ずかしかった。
「は~い!少々お待ちを~」
店の奥から現れたのは、にこやかな目元ホクロの店員。
彼は私の席へ近寄ると、その場で身をかがめて同じ目線に立った。
「ご注文、お伺いしますね~」
子供扱いをしているかのような言動に、少し頬が赤くなる。
私は視線をそらしながら口を動かした。
「えっと…オムライスを一つください」
「承知いたしました、オムライスですね。しばらくお待ちくださ~い」
店員が再び店の奥に向かう。
私はようやく息を吐き、ぐぐっと背伸びをする。
昔から誰かとお話しするのは苦手だ。
その相手が店の店員でも同じこと。
店内には今現在、私しか客はいないみたいだった。
今のうちに肩の力を抜いてリラックスして、運ばれてくる料理を食べて、そして___
___私は『私』とさよならするんだ。
メニュー表に書いてあるのは本当に七つの料理だけで、その他はないようだった。
これだけの品数でお店はやっていけてるのかな…?
脳内に疑問を感じながらも、私は当初の予定通りに一番値段の高い料理を注文することにした。
「あの…すみません、注文いいですか」
呼び出しボタンのような物はなかったので口頭で店員を呼ぶ。
緊張して、少しだけ上ずった声が恥ずかしかった。
「は~い!少々お待ちを~」
店の奥から現れたのは、にこやかな目元ホクロの店員。
彼は私の席へ近寄ると、その場で身をかがめて同じ目線に立った。
「ご注文、お伺いしますね~」
子供扱いをしているかのような言動に、少し頬が赤くなる。
私は視線をそらしながら口を動かした。
「えっと…オムライスを一つください」
「承知いたしました、オムライスですね。しばらくお待ちくださ~い」
店員が再び店の奥に向かう。
私はようやく息を吐き、ぐぐっと背伸びをする。
昔から誰かとお話しするのは苦手だ。
その相手が店の店員でも同じこと。
店内には今現在、私しか客はいないみたいだった。
今のうちに肩の力を抜いてリラックスして、運ばれてくる料理を食べて、そして___
___私は『私』とさよならするんだ。



