スノードロップ




ピッ、ピッ、ピッ___規則正しく音を立てる



身体を動かしたいのに少しも動かない。私は真っ白な世界に1人だけいる。どれだけ声を出しても動いても誰も何も居ない。孤独だ_不思議と不安は無かった。カウルとお母さんの元から逃げれるならそれで良かった。もう何も無いんだね…私には何も残されないんだね…



───スノードロップ… あなたの死を望みたい。望ませて。





ー ??? side ー



僕が学校から家に帰ってる途中に倒れている人らしき物を見つけそばによった。真っ赤な血を流して苦しそうに倒れている女の子がいた。僕は急いで携帯を取り電話をする。



搬送されたあと、知ったが彼女の名前は“ステラ”と言うらしい。


親は来ていなかった。一命は取りとめたものの数時間経っても意識を取り戻さなかった。


君はステラって言うんだね…僕の名前は初衣…ういだよ。


僕が助けたい__僕が…君を守って君を愛す…綺麗な透き通る肌の色に綺麗な二重、細くて守ってあげたい身体。僕は…ステラ、君に恋をした。



「ん…っ」


「起きた?」


ん…?誰この人…?


「初めまして。学校から帰ってる途中に君を見かけて倒れてたから搬送したんだ。僕の名前は初衣。」


「そうなんだ、ありがとうございます。私の名前_」


「ステラ、だよね」


「え?なんで知ってるんですか」


「看護師さんに名前を聞いた。ボク君を助けたい」


突然現れて、助けたいなんて言い出して、私の名前も、私になにかあることも知ってる彼_うい。



___ 数週間後



私は退院したが家に戻りたくなかったので公園を適当にぶらぶらとしていた時彼に会った。



「ステラ、なんでここに?」


私と目を合わせると不思議そうに首を傾げる。

「家に帰りたくなくて_ 」