昼休みが終わったあと。


つい夜遅くまで勉強してしまったせいで、どうしても眠気に勝てなかった。


ちょっとだけ……


机に腕をのせて目を閉じる。


ざわざわしていた教室の声が、だんだん遠くなっていった。