「生徒に………?」
「それにまだ、その生徒は死んだわけじゃないしーーー嫌いだとは思ってないと俺は思うね」
予想外の言葉だった。
「でも本心は分からない………」
「取り敢えず、ぶつかってみろ。このままお前らが引き裂かれる姿をみたくない」
その言葉は俺の胸を突き動かして。
「わかったよ………俺、まだ戦ってみる」
そう言い残して、カウンセラー室を去った。
そして、あの病院に足を運ぶ。
眠り姫がいる病院に。
「兄ちゃん………か?」
病室の前に座っていたのは、海さんだった。
「兄ちゃん……俺、兄ちゃんのこと………正直どう捉えていいか分からへん」
「……知ってる」
「どうして……あないなことしたんや?愛ちゃん悲しがってたで?」
信じてもらえないかも知らないと、震えたが。


