「俺は、この後どうしたらいいだ?」
「別にのんびりしておけばいいんじゃない?私と、愛を育んだりして!!」
「……聞く俺が馬鹿だった」
「そんな反応しなくても良いじゃーん!!少しは、冗談に乗って!!」
「無気力上等主義の俺であり、こんなカオス状況で呑気なこと言ってられん」
頭を悩ませていたら、ノック音が。
「お二人さん。深夜や。静かに」
「あ、海さん?入ってきてよー!!一緒に話そ!!」
「お前………アッチは注意しにーーー」
「それもそうやな。入らせてもらうわ」と扉を開けた彼。
やたらと恰幅が良く、人柄の良さそうなおじさんが出てきた。
しかも頭がーーー「禿げてる……」。
「先生サイテー」
思わず口をふさいだが、もう遅く相手方に大いに吹き出された。
「兄ちゃん、おもろいわー!!どないしたん?そんな状態で居酒屋で倒れてたの、嘘やないか?」
「そうそう、絶対そう思うよねっ!!嘘に決まってるよ!!」
「……お前は、少し黙ってろ!!」
「やっぱり、息ぴったりやな………永遠の恋人っていうのホントなんやな……」
「え、それは………誰から聞いたんですか?」
嫌な予感がして、ちらりと横を見る。


