仕事があるがゆえに、職員室に戻っていたら。
「司先生ー。お疲れ様ですー。お仕事どうでしたか?」
向かい側から、白衣を着た美人保険教師。
「真理林檎」先生がやってきた。
女子高生達に手を降って、送り出したところへの遭遇。
俺は徹底的に、女子高生達を無視するが林檎先生には挨拶しておかなければ。
「お疲れ様です。林檎先生」
彼女はリンゴと呼ばれているが、全体的にゆるふわな桃色の装飾品をつけている。
桃色のパンプス、インナー、ネックレス。
化粧品であれば、ルージュ、アイライン、チーク。
「昨日、雪座先生とお食事に行ったって本当ですか?」
「えー、知ってたんですか!?!やだー。別にお食事しただけですって!!!」
そうやって、とぼけるふりして皆に遠回しに既婚者男性でありながらも自慢してたところもあり、寄りたくはない。
だが、仕事仲間だ。
挨拶程度は話さなければな。


