「いいの。
美貌の武器を使って隠し通して見せるから!!」
姑息な、満面な笑みを見せてきた彼女。
何だかずるいのか、純粋なのか、明るすぎるのか……。
だけどもだ。
「お前、責任取れるんだな?」
「お、何?
禁断の恋愛?」
「馬鹿、違う!!
連絡先を教えたってことは、ちゃんと向き合えるのか?」
彼女は首を縦に振る。
まるで、何も知らない子犬のような。
そんな愛らしささえ、覚えてしまったのを首を振って。
「友達ーーー私、司先生と友達になるよ」
「じゃあ用事があれば俺から学校のくだらないことだ。
話してやるよ」
「本当!?!?
恋愛話は!?!?!」
「そんなもん、あるわけないだろ………」
「でも嬉しい!!!
やっったぁあああ!!!」
扉を閉めたというのに、こんなに喜ぶとは。
だがもういい。
アイツが嫌だと言うまで、愚痴でも話してやろう。
だけどもこの後、俺達はずっとつるむことになってしまい。
女保健教師がこっそり、見ていたことも知らなかった。
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