「じゃあ、私にも考えがあるよ?
従ってくれなかったら!!」
「どんなだ?」
「司先生に襲われたって、学校中に言いふらす!!」
「なんで笑ってんの?」
「別にどちらにしろ、俺は教師を辞めてもいい。
もうこの仕事に熱量なんてないし。
どうでもいい」
また俺は、寝転んで。
「お前とライン交換するぐらいなら、言われたほうがいい」
横になりたい。
目をつぶって、手で追い払う。
「ほーんと、無気力さんなんだね………。
教師やってて、恥ずかしくないの?」
怪訝そうな彼女。
声で分かる。
「そういうお前こそ、恥ずかしくないのか?
こんな教師のためにムキになってさ。
あらぬこと言いやがって。
ガキ臭い」
ムッとしたのか。
「ガキ臭いって言わないで!!
愛らしいって言ってよー!!」
地団駄を踏む彼女。
面倒くさいな……俺は寝たいのに。


