「そんなのわかってるよ。あ、映画館ってイオンの?私も週末は家族とイオンに行ってたし、もしかしたら同じ敷地内に居たかもね」
そう言うと、麻美は目を丸くして、
「え、そうなの?」
「うん」
「ねぇ。親と一緒に出かけるのって、なんか抵抗ない?ましてや、それを知ってる子に見られたら、もー最悪⋯⋯」
「抵抗なんてないよ。あ、その時に新しいブラも買ってもらったんだ。そろそろ、ワイヤーの入ったやつがいいとか言われたけど、締めつけ感がなんか気持ち悪くてさぁ⋯⋯」
「ちょ、ちょっと!声がデカい!英玲奈って時々、サバサバを通り越しちゃって、女子としてなんか心配になるよ」
「そう?」
「うん。あんまり行き過ぎないようにね」
その時、チャイムが鳴り、麻美は自分の席に戻っていった。
今日はみんな、一体どうしたのだろう。
「みんな⋯⋯青春の坂道を転げ落ちてるのかねぇ」
思わず呟くと、隣から吹き出し笑いが聞こえた。
そう言うと、麻美は目を丸くして、
「え、そうなの?」
「うん」
「ねぇ。親と一緒に出かけるのって、なんか抵抗ない?ましてや、それを知ってる子に見られたら、もー最悪⋯⋯」
「抵抗なんてないよ。あ、その時に新しいブラも買ってもらったんだ。そろそろ、ワイヤーの入ったやつがいいとか言われたけど、締めつけ感がなんか気持ち悪くてさぁ⋯⋯」
「ちょ、ちょっと!声がデカい!英玲奈って時々、サバサバを通り越しちゃって、女子としてなんか心配になるよ」
「そう?」
「うん。あんまり行き過ぎないようにね」
その時、チャイムが鳴り、麻美は自分の席に戻っていった。
今日はみんな、一体どうしたのだろう。
「みんな⋯⋯青春の坂道を転げ落ちてるのかねぇ」
思わず呟くと、隣から吹き出し笑いが聞こえた。



