君は、君のままで。


それからというものの、普通の人と同じように、『喜怒哀楽』を感じてるかのように振舞って生きてきた。

でももう、自身にも周囲にも嘘をついて生きることに疲れたのか、何もかも面倒くさくなった。

何となく、生きていても仕方ない気がする。


一体、何が私をそこまで追い詰めていたのだろうか────

何度も自問した。でも、結局は埒が明かないということで考えることすら放棄した。

それで今私はここに居るのだ

ふと時計を見ると、針は丁度二時を指していた

迷うくらいならもういっそ、飛んでしまおうか。

「感情が分からないお陰で、恐怖さえも感じないの皮肉だな、、」

そんなことを一人で呟いて、手摺りから身を乗り出す。