目の中にある宇宙の

星に魅せられたひとがいた

真っ黒の、宇宙に

星はない、と思っているひとばかりであった

それなのに、そのひとは

宇宙に星があるといった

宇宙にはほんとうは、星がある

だけど黒いところが大きいから

みんな見ないふりをした

♾️

あなたは微妙な知り合い?

それとも友達?

それとも、どれくらい近い人?

私には、とても近いのに

私には、微妙な知り合いを
ゴミ箱みたいにしてしまう悪い癖があるみたいだ

♾️

宇宙のゴミはどこに捨てよう

ノートに書いて、破いて丸めて
ゴミ箱にすてても満足できないの

瓶に詰めて海に流しても

風船にくくりつけて飛ばしても

前頭葉が大きくて

言葉がとまらなくなるの

私のゴミはいつだって手紙

お金を払って買ったきちんとしたゴミ箱に
顔を突っ込んで聞いてもらっても
足りなくて

読んでから捨ててくれる人をさがして
その人をゴミ箱にしてしまう

でもゴミはゴミで

ゴミ箱にされたら

みんな私のことを嫌いになってしまうの