超フツーなハズの私が黒王子様のお気に入り?!そんなの絶対ありえません!?

また、ルナと声が揃った。
白魔(はくま)様?!」
なんでかって、そりゃ驚くよ、白魔っていう名前は、その子は、私が合ってれば魔界の王族に次ぐ貴族なんだもん!
さっき、『チカ』(様)と兄弟さん?がこの目の前の女の子のことを呼んでたよね。『チカ』様という名前は、ご本人様に失礼になるから、魔界には1人しか存在していないハズ。つまり、この子たちは殆どの可能性で、白魔一族様…!
「ぁ、はい、そう…、です。私は、白魔の(はな)です。」
「俺……、んんっ、私は白魔の(みやび)だ」
「……………白魔の冬だ」
やぁっぱりーーーー!
白魔チカ様(さっきの女の子)と、白魔大雅( たいが)様(さっき、いくぞっていってたお方)と、魔界最強と言われている白魔智冬(ちふゆ)様でしたかーー!
ととと、とりあえず、適当に挨拶して、この場を去らないと!
中級貴族とトップの貴族とでは差がありすぎる!
「さ、先程はぼんやりしており、失礼いたしました。どうかご無礼をお許しください。えっと、私は寮に行かなくてはなりませんので、ここで失礼いたしますね。ごきげんよう!」
素早くそう言って、ルナに目配せをして逃げようとする。が。
「あ、お待ちください…!」